◎題名は「一刀流中西派」という古流を前面に出しておりますが、結局のところ、単なる「棒振り」から始まって現代まで最高度に進化した「剣道」の魅力を至る所にちりばめながら、そして日本のよさを見つめ直してみたつもりですので、いろいろな観点から楽しめると思います。第九章の中西家に伝わっている古文書『一刀流秘書』の真意は是非ご自身で解読お願いしたいと思います。
【目次】
出版に寄せて
◆神奈川県剣道連盟会長 剣道範士八段 小林英雄
◆神奈川県剣道道場連盟会長・思斉館滝澤道場館長 剣道教士八段 滝澤建治
第一章
一刀流中西派と大分中津藩 ・・・P9
・引用文①『一刀流兵法鞱袍起源考』【原文】中西是助撰
第二章 剣道の魅力 ・・・P64
・引用文②『剣道と気品』 大日本帝国剣道範士 持田盛二
第三章 一刀流の魅力 ・・・P82
・引用文③中西家三代目中西忠兵衛の『遺言』
第四章 一刀流は小太刀が醍醐味 ・・・P124
第五章 日本剣道形と一刀流 ・・・P132
第六章 初めての一刀流と稽古法 ・・・P157
・引用文④『兵法龍之巻』
・引用文⑤『兵法虎之巻』
・引用文⑥『教育勅語』の現代文訳
第七章 真の日本人になるために ・・・P200
・引用文⑦『山下奉文陸軍大将の遺言』から一部抜粋
・引用文⑧『終戦の詔勅』の口語文訳
第八章 中西家に伝わる古文書について ・・・P220
第九章 『一刀流秘書』を読む ・・・P233
第十章 『多與(たよ)梨(り)草(ぐさ)』を読む ・・・P269
出版するにあたり ・・・P283
・小野派一刀流十八代 矢吹裕二順建宗家よりのご回答
おわりに ・・・P292
一刀流中西派道場のご紹介 ・・・P295
●A5サイズ 302ページ <特製オリジナル年表付> 厚さ:1.7cm, 重さ:450g
【付録:オリジナル特製一刀流歴史年表』 (約230㎜ x 795㎜)
*緑のラインが奥平家譜代の中西家(中津国許)、青のラインが
一刀流中西派を作った中西家(江戸表)の流れ。
この二つが明治の廃藩置県でなんと大分中津に集結しているのです。
そしてその
一刀流中西派宗家の血筋もしっかりと現代につなげられています! 感動です!
中津は、
①福沢諭吉、
②島田虎之助、それに
③現代剣道の発祥流派と言われる一刀流中西派家元
の故郷ということになります。
【著者より】
このたび、人生初の本出版することになりました。
文才もない私がこのような決断をしたのにはあるわけがあります。
大学卒業後上京し、数々の出会い。
東日本大震災に被災したことから下しえたある決断。
定年退職前後での数奇な出会い。
歴史の真実から紐解き、一刀流宗家の末裔との遭遇。
そして、小さいころからやっていた剣道に対する思い。
そして真の日本人とは。。。。
これらの事実をノンフィクションでわかりやすくまとめさせていただきました。
後半は私が思う剣道の魅力、一刀流と剣道形との関連、一刀流稽古法、中西家に伝わる古文書の紹介
戦後の日本人から忘れられた「日本人の素晴らしさ」を私なりにまとめてみました。
剣道をやっている人、これから始めてみようと思っている人、剣道を初めて聞いたという人・・・・
どんな方でもまず日本人の素晴らしさを理解できる本に仕立て上げたつもりです。
ぜひ、皆様方の周囲の人にもお薦めいただき真の日本人として、このフェイクの時代を
真っすぐに正しく生き抜く糧にできればこの本の存在意義もあろうかと思います。
私のような素人が出版する手段は、自費出版しかありませんが皆様方にこの事実を知っていただこうと
清水の舞台から飛び降りる気持ちで出版を決断しました。
ぜひよろしくお願いいたします。
以上